【クリスチャン・ボルタンスキー】ポストカードで振り返る、行って良かった美術展覧会

【クリスチャン・ボルタンスキー】ポストカードで振り返る、行って良かった美術展覧会 美術

どうも、こや丸です!

今回は、「ポストカードで振り返る、行って良かった美術展覧会」と題して、
これまでに鑑賞してきた美術展覧会を、購入したポストカードと共に
ご紹介したいと思います!

クリスチャン・ボルタンスキーとは

まず、第一弾はフランスの現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー

人間の「記憶」「存在・不在」「生と死」をテーマに
光、写真、映像を駆使した作品や、
お菓子の空き缶や古着を大量に用いた巨大な空間アートなどで
表現活動をしてきたアーティストです。

展覧会概要

チケット
チケット

開催された国立新美術館によると、
日本で過去最大規模の回顧展とのこと。

クリスチャン・ボルタンスキーの1960年代の作品から
最近制作された新しい作品まで、およそ45点を展示。
電球、写真、映像、音声、布、本などあらゆる素材を用いた
インスタレーションでその独特の世界観に引き込まれます。

なんといっても、会場が全体的に薄暗く、神秘的な雰囲気で
満ち溢れていました。
そんな薄暗い空間をボルタンスキーの作品が神々しくもほのかに照らし、
一方では影絵の作品もあったり、魅力的な光のアートが多数ありました。

解説を読むと、「記憶とは何か?」「存在とは何か?」と
哲学的・宗教的な問いに考えさせられ、
神妙な気持ちで、その作品を再び目にすることになったりもしました。

会期と場所はこちら。

  • 会期: 2019年6月12日(水)~9月2日(月)
  • 場所: 国立新美術館(東京都 港区 六本木)

巡回情報も載せておきます。今後は、長崎に巡回して年明けまで
見られる様子。また、東京でも11月まで関連展覧会があるのだとか

  • 長崎:長崎県美術館、 2019年10月18日(金)~2020年1月5日(日)
  • 東京(関連の展覧会): エスパス ルイ・ヴィトン東京
    CHRISTIAN BOLTANSKI ANIMITAS II 2019年6月13日(木)〜11月17日(日) 

作品その1:「モニュメント」

クリスチャン・ボルタンスキー 「モニュメント」
「モニュメント」/クリスチャン・ボルタンスキー/1986

六本木の会場では、大きく展示されていたこちらの作品。
壁にケーブルのついた電球が多数取り付けられており、
子どもの写真とピラミッド状に積み上げた箱を囲うようにして
柔らかな光が照らしています。

下からこの作品を見上げると、神秘的でどこか神々しい感じがして、
この作品によって、展示されている空間の雰囲気が構成されている
不思議な感覚がありました。

遠くから見ると綺麗な光のアートなのですが、
よくよく見てみるとモノクロの子どもの写真がどこか
意味深な感じがしており、
一目見て美しささえ感じていた光が、
写真とも相まって、何かを暗示しているような
メッセージ性を感じ取りました。

作品その2:「発言する」

クリスチャン・ボルタンスキー 「発言する」
「発言する」/クリスチャン・ボルタンスキー/2005

黒いコートが並んだこちらの作品。
六本木では、このようにまとめて展示されているのではなく、
ある巨大な作品を囲むようにポツン、ポツンと点在するように
展示されていました。

こちらは、作品名にもある通り、音声を発する作品となっています。
日本語と英語が交互に流れるのですが、
聞いてて不安になるような、短いフレーズを
静かに囁いてきます。

不穏なそのたった一言は、どういう文脈で発せられた問いかけなのか。
その発言の背景にある状況は何なのか。
鑑賞者である自分に何を伝えようとしているのか。
足りない情報を補完するかのごとく、考えさせられながら作品と対峙しました。

作品その3:「ミステリオス」

クリスチャン・ボルタンスキー 「ミステリオス」
「ミステリオス」/クリスチャン・ボルタンスキー/2017

今回の回顧展のポスターにも使われていた、こちらの作品。

クリスチャン・ボルタンスキーを知らなかった僕が
「この展覧会は絶対に見てみたい!」と思ったのは、
駅のプラットフォームのポスターに載っていた
この作品が気になったからでした。
何かわからないけど、妙に心が惹きつけられるのは、
作品として非常に優れているからでしょうか?

六本木の展示では、先ほどの「発言する」の次に
展示スペースが設けられており、
こちらの不思議な物体の映像が巨大なスクリーンに投影され、
不思議な音声と共に流れていました。

解説によると、どうやらボルタンスキーはこの不思議なオブジェから
発せられる金属音を通じて、
鯨とのコミュニケーションを計ったそうです。

まとめ

というわけで、今回は
ポストカードで振り返る、行って良かった美術展覧会」と題して、
クリスチャン・ボルタンスキーの大回顧展を、
その鑑賞後に購入したポストカードと共にご紹介してきました。

僕は年に何度か美術館に足を運んで、様々な作品を鑑賞しに行くのも
趣味の一つなのですが、
美術に馴染みのない方にも「絵画だけが美術じゃないよ!」
「空間を創造するインスタレーションも面白いよ!」ということを
そっとお伝えしたいです。

特に現代アートは、立体的な物体を配置することで、空間を作品とする
インスタレーションなども多く、
知識が無くてもその不思議さや面白さを楽しめます。
(もちろん哲学、宗教、美術、自然などの教養があるとより一層楽しめるかも!)

みなさんもぜひ、芸術の秋ということで
美術展覧会に足を運んでみては!?

では、また!

都内でWeb制作に携わってます。
服、音楽、絵画、建築、デザインが好きです。
写真個展もやってますので、ぜひご覧ください!
coten(写真個展)

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